恋愛・結婚が長続きする法則とは？

長続きにはヤマアラシのジレンマが不可欠？

我慢の多い恋愛は短命になりがちです。

二人の関係を持続させるために、どちらかが妥協しなければならないという状況が続くと関係を長続きさせられることはできません。

どちらかが妥協しなければならない問題が生じた時には、ケンカになってもいいので、お互いしっかりと話し合うべきです。

短期的に見ればトラブルを長引かせることになりますが、長期的には良い結果をもたらすのです。

ある寓話があります。冬山にヤマアラシがいるのですが、寒いので体を寄せ会おうとすると、その気はないのにお互いを傷つけあってしまうのです。

しかし、体を傷つけないように離れていると寒い。このような状況をヤマアラシのジレンマと言います。

このことから、ヤマアラシのジレンマとは「二人の間の快適な心理的距離を見つけるために葛藤すること」を指します。

恋愛を長続きさせるには、こうしたジレンマを体験する必要があります。

どちらかが妥協すれば問題は解決しますが、不満は残ってしまう。しかし、どちらも妥協しなければ、いつまでも問題は解決しません。

こうした状況を何度も経験し、仲直りを体験することで、次第にお互いの取るべき距離感が分かってきます。

つまり、どうすることが2人にとって最善の選択なのかがわかってくるのです。

二人の間に生じる問題やトラブルを恐れる必要はありません。二人の関係を深めていくきっかけだと捉えるようにしましょう。

恋愛を長続きさせるにはジレンマを何度も体験し仲直りを繰り返すことです。長く付き合いたい相手に遠慮は禁物です。