探偵の報告書とは?
当探偵社への依頼に限らず、探偵へ依頼をお考えなら、調査報告がどのよう行われるかを確認すべきです。もし、探偵の浮気調査をきっかけに「慰謝料の請求」や「離婚」をお考えでしたら、調査報告書が非常に重要となります。
なぜ、探偵の調査報告書が重要になるかをご説明いたします。
調査報告書とは?
調査報告書とは、探偵の調査員が対象者を尾行、張り込みをして調査結果をまとめたものです。調査報告書の作成には主に2つの目的があります。
- 依頼者に調査内容を報告するため
- 裁判で認められる「浮気・不倫」の証拠収集
探偵に浮気調査を依頼した場合、基本的には2.を目的として報告書をまとめていると思います。しかし、どこの探偵に依頼しても、裁判で浮気の証拠として認められる報告書が出てくるとは限りません。
それは、探偵社ごとに調査力が違うのはもちろんですが、法律の知識や経験によって、撮影で気を付けるポイントも変わってくるためです。
裁判で認められる不倫の証拠とは?
裁判で認められる不倫の証拠とは、法律用語でいうところの不貞行為があることを証明する必要があります。不貞行為を簡単に説明すると「異性との肉体関係」を指します。
そのため、たとえ報告書に「異性と仲良くデート」をしていたり、「キス」をしていたとしても不貞行為を証明することはできません。詳しくは、下記リンクをご参照ください。
調査報告書のポイントとは?
探偵が作成する調査報告書は、事務所によって書式や内容が変わってきます。それは、先に述べたように、「撮影技術」の他に「法律知識」も変わってくるためです。
そこで、調査報告書の最低限のチェックポイントをご紹介いたします。
①浮気の証拠となる写真が鮮明であるか
写真が鮮明であることが重要であることは間違いはありませんが、少し補足して説明します。
例えば、対象者が異性とラブホテルから出てきた時に、相手の顔が判明せず、個人を特定できない写真であれば、それを根拠に写真の相手に不倫慰謝料の請求を行ったとしても、相手に「それは私ではない。別人だ」と言い逃れされてしまうためです。
報告書は、写真の添付になるため「静止画」となりますが、証拠の撮影はビデオカメラによる「動画」が理想的です。隠しカメラや小型カメラは、ビデオカメラに比べて画質が落ちてしまうため、やはりビデオカメラの動画が一番です。
②調査の内容を時系列で整理されているか
良い報告書にはたくさんの写真が添付されていますが、必ずその内容を補足するための「時刻」・説明が記載されています。
なぜ、時刻が大事になってくるかと言うと、これは滞在時間を証明するためです。具体的には、「異性と入ったラブホテルや自宅にどれくらいの時間を一緒にいたか」を証明することが重要となるためです。
それは、探偵といえども、不貞行為そのものを撮影することはできません。そのため、過去の不貞行為と認められた過去の判例を基に、滞在時間から不貞行為があったことを証明する必要があります。
極端な例にはなりますが、対象者が異性とラブホテルに入り、出てくるまで30分程度であったとしたら、その撮影一回では、不貞行為があったとは証明し難いです。
調査報告書で選ばれる総合探偵社シークレットジャパン
ここまで、探偵の調査報告書のポイントを説明いたしました。当探偵社では、ご依頼者様へのご報告として、「調査報告書(書面)+動画データ(USB)」をお渡しさせて頂きます。
裁判でも認められる調査報告書があれば、不倫の慰謝料を請求できる根拠になるだけではなく、配偶者との関係修復のきっかけとなる場合もあります。
探偵に浮気調査や不倫調査、素行調査の依頼をお考えでしたら、当探偵社までお気軽にご相談ください。